10.8は、入れ歯の日
2014/10/04
長期間、歯が抜けたままだと、隣の歯は倒れ、相手の歯は伸び、舌は隙間へ広がります。
このため、入れ歯をはめたことのある人なら、ご承知でしょうが、新しい義歯を入れ始めの時には,違和感があり、食べにくいものです。但し、歯と同様、義歯は食べるためだけに入れるわけではなく、装着することで、身体のバランスをとり、あごの位置を確保することが、重要な目的なので、義歯に慣れにくい場合は、食事以外の時間、特に就寝時に入れておくことが大切です。義歯を入れることで、頸椎が安定し、脳血流がよくなり、口、目などの諸器官が正常に働きます。弱っておられる老人の介護で食事以外、義歯を外してしまうという行為は、寝かせきりにして本人の自立回復を阻んでいるといえます。