連城寺
2013/05/10
ゴールデンウィーク中、天気がよかったので患者さんに誘われていた璉城寺にサイクリングがてら行ってきました。境内に入るとなんとも心地よい香りが漂い、目に鮮やかなニオイバンマツリの花が咲いていました。靴を脱ぎ、暗い部屋に通されると目の前には仏像としては珍しい裸の仏像がたっておられました。暗闇のなか、紀寺の由縁、仏像の説明などをしていただき、驚きの連続でした。本堂を出て、50年に一度着替えるという仏様の袴をみせていただいた後、境内を眺めながらゆっくりと菓子とともにお茶をいただきました。街中とは思えないほど凛とした静けさの中、温かい日差しと花の甘い香りに囲まれ、とても心豊かに過ごせたひと時でした。裸形阿弥陀仏のご開扉は毎年5月中のみだとのことです。ぜひ立ち寄られてはいかがでしょうか。