愛犬との別れ
2022/03/08
15年前、長女がお世話するから、犬を飼いたいとおねだりされてから我が家にやってきた愛犬ペロ。とても愛らしく、殺伐としていた我が家にほっこりとした雰囲気を醸し出してくれた。いつのまにやら、私がお世話係にされてしまっていたけど、寝る時もご飯の時もいつもそばにいることが当然のように今まで過ごしてきた。ところが最近年齢からなのか体調を崩し、カーペットに寝そべることが増えてきて、散歩もままならなくなり、危ないかなとは感じてはいたが、昨日、帰宅すると、いつものようにお出迎えすることもなくうずくまってしまっている。水すら飲めないようなので、スポイトで口に入れるが、反応してくれず、たまにうごめくだけ。夜中になって横向き寝のままひたすら鳴き続けたので、傍に駆け寄るとパタッと動きが止まり、息を引き取った。もう戻らないことに諦めがつかず、何度も声かけをした。今まで本当にありがとう。ペロ。一緒に過ごした15年間とても楽しかったよ。おまえほど可愛い奴はいないよ。どんなに疲れていても嫌なことがあった日もおまえのおかげでなんとか乗り越えてこれたよ。誰でも死は訪れる。けど、ペロはずっと私の心の中で生き続けるよ。ペロがいなくなって、その人の価値は亡くなった後に決まるんだなとしみじみ感じた。私自身これから皆にありがとうと言っていただけるように心掛けていこうと思う。