＜令和６年１月＞４５歳女性　左上奥歯（第一大臼歯）の歯茎が腫れてきたとのことで来院。定期健診で通院されていたが、上顎前歯（上顎中切歯）が以前より内側に傾斜したことにより、下顎が奥に押し込まれてしまっていた。患者さんには上唇を巻き込む癖（口唇癖）があることから、態癖指導（気づき、抑制）をしたうえでマウスピース（睡眠時用、保険適応）着用をお勧めした。

＜令和６年７月＞まだ、左上奥歯(第一大臼歯）の違和感は残るものの、歯茎の腫れは収まってきた。マウスピースも継続していただいていることから、内側に傾斜していた上顎前歯（上顎中切歯）が元に戻りつつあり、噛み合わせも改善してきた。（写真参考）

態癖で噛み合わせがずれてしまっている患者さんは結構おられます。肩こり、頭痛などの原因になっていることも多いので、一度ご相談下さいね。